この学校別講座が開講される受験直前期になると、各塾は、生徒の転塾を心配せずに、その塾の持つノウハウを惜しみなく教えてくれます。, 特に志望校が難関校であるほど、どの塾でも威信をかけて出題傾向などの分析が行われています。家庭学習の場合、過去問の出題傾向くらいであれば分析できますが、今年の志願者数や受験者層の変化、中学受験界全体の出題傾向のトレンドなどは、塾でなければ把握できません。周りの子が持っている情報と、できるだけ格差がないようにすることが大切です。, また、直前期になるとちょっとしたスランプで親子ともに精神的に不安定になりがちです。 親がうまくフォローできれば良いですが、反抗期を迎え始めたお子さんは、素直に親のアドバイスが聞けないこともあります。 そんな図形ドリルの中でオススメしたいのが、この2冊。 小学生になったら家庭学習が必要になってきます。 「6年の1学期までは、周囲に指導経験があって適切なテキストを使えば家庭学習可能、6年の2学期以降だけは例外なく塾に通うべき」 雑記. 子育て、キャリア、夫婦の連携、家計管理など、共働き家庭のニーズに応える登録会員限定記事をお読みいただけます。, 日経DUALの最新記事やイベント開催情報などをお知らせするメールマガジン「日経DUALメール」をご購読いただけます。, 子どもの年齢別メール(未就学児、低学年、高学年)を配信します。子どもの年齢に合った新着記事やおすすめ記事をお届けします。, サイトトップページの「MY DUAL」の欄に、子どもの年齢に合った新着記事が表示され、最新の子育て・教育情報が格段に読みやすくなります。, オンライン会議室「日経DUALフォーラム」にコメントを書き込めます。日経DUALの記事や子育て世代に関心の高いテーマについて、読者同士や編集部と意見交換できます。, お気に入りの記事をクリップしたり、連載をフォローしたりできます。日経DUALがさらに使いやすくなります。, 1週間の目標を立てて授業に臨み、それを家で振り返って、演習で理解を深め、テストで結果を出す. そんなことができれば魅力的なのは間違いありませんが、誰もが通塾する中で、それを家庭で賄うことは、そんなに簡単な話なのでしょうか?, 例えばお父様、お母様が勉強を見てあげられるご家庭であれば、ある程度の時期まではカバーできるでしょう。最近は質の良いインターネット講義もたくさん提供されていますので、賢く利用して通塾せずに済ませることもできるでしょう。しかしそれだけで受験を最後まで乗り切ることは可能なのでしょうか。 小学校1年生から、家庭学習の習慣をつけますが、勉強の内容としては「学校の範囲」ができればいいくらいで、あまり特別な勉強はありません。 ですが3年生3学期に中学受験塾に入塾する前までに、いろいろな準備をしておきたいものです (小学2~4年のバージョンもあるので、どんどん解けてしまうようなら、是非チャレンジを!) 中学受験に必要になる知識を一冊にまとめたテキストで、

でも実際解いてもらうと、最初はつまずいていたものの、途中からはどんどん解けるようになっていました。, 結局このシリーズは3年生の2学期までに、入門、入門2、基礎、基礎2、たし算初級~上級、かけ算初級~中級、四則初級~中級を解くことができました。, 解いてみた結果ですが、集中力が上がり、たし算、かけ算にたいしての計算が早くなりました。 そのおかげか、分数でのつまずきはなく、3年生はなんとか乗り越えられたな~と感じています。, このパズルは、分数を計算や数字で理解するのではなく、概念やイメージで実感&想像しながら理解するので、分数を理解しやすくなるようでした。, 2年生でこの「分数編」を一度解き、3年生で分数を習った後にもう一度解いてもらったので、分数は得意になりました。, 同じく宮本先生が出している「強育ドリル 完全攻略 分数」も素晴らしいドリルなのですが、残念なことに出版社に在庫がないらしく…ご紹介できないのが本当に残念です。, もしも、分数が不得意なお子さんがいらっしゃって、中古本などで見かけたら買うことをオススメいたします。, 是非ともここで、沢山友達と遊び、遊びの中からいろいろなものを学び、学習では4年生以上になったら丁寧にやることのできない図形や、パズルに熱中し、様々な文章に出会う。, もちろん、低学年から進学塾に入れて勉強に慣れさせることも出来ますが、この3年間は勉強ではない「思考力」につながる体験をすることで、4年生からの知識定着が大きく違うように思います。, でも結局結果を出すのは、こうした感覚に直結したドリルばかりで、タイムマシンがあればあの頃の自分に教えてやりたいです。, ですので、このブログを読んだ方が、少しでもお子さんの中学受験に向けての準備ができるように今回はご紹介しました。, 幼児や小学生の子育てで悩む全ての人に。 きらめき算数は大人でも「ううむ」と唸る問題がありますが、考え抜く力がつきます。 受験生におすすめな夜食とその理由!毎晩勉強を頑張っている子供にできるサポート 親の心構えと役割 2017.9.12 中学受験における母親の役割とは? 親の心構えと役割 2020.6.29 共働き家庭の中学受験!塾の送迎から家庭学習まで工夫をして乗り切ろう 高校受験に大手塾へ通うタイミングやメリット. 5月末まで休校が延びることも決まりました。 確かに塾は、理解の遅い子に合わせて最大公約数的に宿題を出すため、宿題は多めかもしれません。しかし、一見泥臭い反復練習にも、相応の効果がありますから、あまり軽視しない方が良いでしょう。, お父さんが灘や開成出身だった方など、難関校の合格経験があるのは大きなアドバンテージです。しかし現在は受験生の量も質も非常に上がっていますから、「自分の時代はこうすれば余裕だった」と自分の頃の経験を過信しないようにしましょう。, ここまで少し厳しいことを書いて来ましたが、できるだけ通塾をさせたくない気持ちはどのご家庭も共通です。その気持ちから塾なし中学受験を決意したのであれば、各家庭の持つリソースを冷静に判断して、その範囲内で家庭学習で賢くカバーしてあげましょう。, 中学受験を成功させるためには、敵を知り、己を知ることが大事ですが、特に我が子のことになると、後者の方が難しいものです。自分が客観的でなくなってきたと思ったら、いつでもプロの指導に切り替える。これを常に念頭に置きながら、できるだけ長く家庭学習を続けて負担を軽くしてあげられると良いですね。, http://www.yotsuyaotsuka.com/shikumi/yoshu_navi.php, スタディサプリで中学受験ってできる?賢い親はこう使う、難関中学受験のためのスタディサプリ活用法。, 最レベ、特A、トップクラスにスーパーエリート。低学年向け算数問題集はどれがおすすめ?, 算数先取りでは右に出るものなし。公文式を中学受験に活かすには、いつまで?どこまで?やればよい?, 小6の1学期まで塾なしで御三家を目指す。失敗しない中学受験向け家庭学習教材はこれ。, 特産品の暗記もばっちり。おいしく学べて得をする、一石三鳥の「ふるさと納税」簡単マニュアル. 中学受験しない子の家庭学習の手引き。おうち寺子屋教室運営中です♪ . 通信添削の特長として、大手塾では後回しにされがちな記述問題の添削が非常に丁寧です。国語は当然として、理社も単純な記憶問題ではない、記述を重視した問題構成になっています。 家庭学習のみで中学受験に挑戦 .

そんなサピックスの「きらめき算数脳」シリーズの中でも、この図形センスシリーズは、本当によく出来ていているなぁと思います。うちの子も、このドリルのおかげで苦手意識なく図形を解いているので、本当にやって良かったと思います。, 小学1年生の6月に、初めて全国統一小学生テストを受けた際に、娘は長文がほとんど解けませんでした。, 時間内にテストを終えるなんてことはできないし、そればかりか心臓がドキドキして長い文章がぜんぜん頭に入ってこなかったのだそうです。, 私もテストの解答用紙を見て、「漢字は勉強してきたけど、長文なんて本を読めればできると思ってやらせたことなかったな」と思いました。, (ちなみに、この「本を読めれば長文はできる」は後に間違った知識であることを学びました…(笑)), いろいろなテスト形式になっている「長文読解対策ドリル」はあったのですが、ここで紹介するハイレベほど、様々なジャンルの問題が載っているドリルはなく、レベルも優しい問題から、御三家に入るような子むけの問題まで揃っているので、非常にバラエティーに富んだよいドリルです。, 読解を「物語文」「説明文」「伝記文」「観察記録文」など様々なジャンルからアプローチするので、子どもの基礎力を上げるのにとても良かったです。, ちなみに…ハイレベシリーズは、その名の通り問題がハイレベルなので、学年マイナス1年のレベルでも、いいくらいです。 指導者自身が「この学校なら合格できる」というイメージを持つことです。

知れば教育や生活など、これからの子育ての長い道のりをちょっと近道できる、そんな情報やコツをお届けします。. この点、毎年難関校への合格者をたくさん輩出している進学塾では、合格するイメージを明確に持っていますから、自信が持てない場合は素直に塾を使うほうが良いでしょう。, 受験直前期を迎えたら、どれほど指導力があってどれほど家庭学習が順調に進んできたとしても塾に通うことを強くお勧めします。

予習ナビというWeb講義を行っています。http://www.yotsuyaotsuka.com/shikumi/yoshu_navi.php, 講義をWeb受講した後は、知識の定着具合をチェックする「週テスト」を受けることができます。

「自分が受けてもこの学校には受からなそう」 2019-12-16. この点、塾ではこの年頃のお子さん(と保護者の方)のフォローには長けていて、塾の先生の助言なら意外に素直に聞くというケースもあります。 この記事を読めば、子供に必要な算数の問題集(小学3・4年生向け)が必ず見つかります。中学受験の準備は、小学3年生頃から実質的に始まります。どんな算数の問題集を使えばいいのかを基礎・中級・上級に分けて、中学受験をする子供たちに教えている塾講師が具体的に紹介します! 難関校であれば、どの塾でも学校別講座を開講しています。 ここでは冷静に、けれど前向きに、塾なし中学受験の可能性について検討してみます。, 偏差値とは関係なく、お子さんの一番行きたい学校に行くことが、中学受験の成功であるのは言うまでもありません。 2016/11/2 小学校1年生から、家庭学習の習慣をつけますが、勉強の内容としては「学校の範囲」ができればいいくらいで、あまり特別な勉強はありません。 ですが3年生3学期に中学受験塾に入塾する前までに、いろいろな準備をしておきたいものです

「我が家は塾なし中学受験で志望校に合格しました!」一般論としては、首都圏の中学受験では、塾通いが必須とされていて、それも小4から3年間の通塾が基本とか、小6では1000時間以上、費用は1年間で100万円以上かかるなどとも言われています。これ 中学受験に向けた3年生の家庭学習 中学受験する場合、ほとんどの中学校の試験問題は中学で勉強するはずの分野にも及んでいます。 特に算数と社会は特別だと思います。 算数はxやyこそ使いませんが、その代用として〇や を当てはめて問題を解きます。

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難関校向けの指導に定評のある通信添削教材です。 2017年1月までは入会キャンペーンを行っていて、予習ナビ+週テストで、年間トータルで7万円程度で受講することができるので、検討してみると良いでしょう。 「中学受験その前に 小4からの放課後はどんな感じ?」では、大手4大塾の時間割や学習量について説明しました。今回は、平日&週末の家庭学習の取り組み方について、中学受験情報局・主任相談員の小川大介先生にアドバイスをいただきました。 「我が家は塾なし中学受験で志望校に合格しました!」一般論としては、首都圏の中学受験では、塾通いが必須とされていて、それも小4から3年間の通塾が基本とか、小6では1000時間以上、費用は1年間で100万円以上かかるなどとも言われています。これ 受講料は、中学受験コース(4科目、本科のみ)の受講で月2万円程度、単科コースは月6000円程度になっています。単科のみの受講もできますので、通塾と併用して受講しているお子さんも多くいます。, 家庭学習を続けていると、客観的な判断材料は模試だけになります。これは必ず定期的に受けるようにしましょう。弱点をきめ細かくフォローできる家庭学習の間は、志望校の合格判定でA判定をキープしたいものです。 難しくてよく考える問題は特に嫌がります。 中学受験に向けてこれでいいのかという不安がありますが、家庭学習でやっている問題集、勉強時間を書いておきます。 模試は一つの塾のものを継続して受け続けることで、自分の成績の推移がわかります。首都圏で難関校を受験するなら、ライバルが数多く集まっているサピックスオープンが最適ですので、受けておくことをお勧めします。, 子供のことは親が一番良くわかっています。しかしそれが裏目に出て、客観性を失ってしまうことがあります。, 例えば、子供の苦手分野を「これくらいなら」とか「今回は間違えたけれど本当はわかっているから大丈夫」などと過小評価してしまいがちです。また、通塾していないと、周りのお子さんの頑張り具合が実感できませんので、つい「うちの子はこんなに頑張っているんだから大丈夫」とも感じてしまうこともあります。, また、ご両親が優秀なお家ほど陥ってしまいがちなのが、 です。, 塾通いが必須とされる中で、塾なしで中学受験をするのですから、他の家庭とは特別に違う指導力があることが必要になってきます。 家庭学習する受験生の多くが使っている教材です。, 予習シリーズは、必要な知識がよくまとまった教材ですので、 特に、できるだけ通塾生の持つ知識と差がつかないように、あまり癖のある教材を使わない方が安全です。この観点からは、現在一般に提供されている教材の中では、次の2つの教材のどちらかを基本とするのがお勧めです。, ①四谷大塚 予習シリーズ けれど、テキスト一冊渡されただけでは、なかなか使いこなすのは難しいかもしれません。 小学3年生の娘は勉強が嫌いなわけではないけれど、長い時間やってくれるわけでもありません。. 算数は小学校3年生くらいから利用出来るものもあります。中学受験の準備としてもご利用下さい。 *テストや模擬試験などで平均点が取れない、苦手分野の基本が出来ていないお子さん向けの学習プリ … 小学3年生の娘は勉強が嫌いなわけではないけれど、長い時間やってくれるわけでもありません。, 中学受験に向けてこれでいいのかという不安がありますが、家庭学習でやっている問題集、勉強時間を書いておきます。, 学校がコロナで休校中なのに、これしかやらないってどうなのよ…と突っ込みたくなります。, 下の子が保育園に行けていればもっと出来ると思うのですが、どうしても一人だけ勉強するのは難しいのです。, 学年×15分が家庭学習の目安ということなので、3年生ならギリギリ届いているけれど。, 公文市販ワークをもっとやる日もあるし、やる気があるときは2時間、3時間と勉強しています。, 中学受験に向けて、新小3が家庭学習で何をやっているのか、どのぐらいの勉強時間なのかを書きました。, 学校があるなら、家庭学習で1時間でもいいと思うけど、学校がないのにそれだけしかやらないことに不安になります。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 国立大理系卒で塾講師のバイト経験あり。子どもの頃に勉強なんてやらせるつもりがなかったけど、小学3年になってから中学受験を考えるようになりました。下に保育園児2人。公文や進研ゼミ、こどもちゃれんじ、市販ドリル、知育玩具などをレビューしていきます。, くもんの市販の小学ドリルを子供にやらせてみた感想を口コミします。内容は教室の公文プリントとそっくり。進め方や繰り返しやらせる場合はどうする?, 出口式はじめての論理国語を買ってやってみた感想をご紹介します。小6レベルまですべてやれば確実に国語の力がつきそう。論理エンジンとの違いについてもまとめました。, 陰山メソッドの徹底反復漢字プリントが漢字の苦手な小3娘に良さそうなので買ってみたら、とても良かったです。中身や使い方をレビューします。, 算数オリンピックのキッズBEEを受けてみました。対策としてやっておいてよかった問題集、過去問はやるべきだった、などを書いています。, ハイレベ100読解力、小学3年を始めました。中身の口コミと、国語との違いについて。, 小学3年生になる娘は漢字の先取りを始めました。我が家のやり方や使っているドリル、漢字先取りの弊害について感じていることをまとめました。, リビング学習の椅子としてISSEIKIのエアリーを購入した口コミ。安くておしゃれ。. 中学受験に備えて、四年生以降に大手進学塾に進まれるご家庭が多いと思いますが、小学校三年生までに既に勝負がついてしまっていると私は強く感じております。 言い換えれば小学校三年生までに、自立して勉強が出来る習慣を付けておかなければならないという事なのです。 新・受験学年の皆さん、これから本格的に受験勉強をはじめる新・4年生、受験勉強が本格化する新・小5の皆さんは、おそらく多くの方が大手塾に入塾して受験勉強をしていらっしゃるのではないかと思います。, 大手塾に入塾した場合、塾によって差はありますが、4年生で週2回から3回、5年生で週3日、6年生になれば通常授業に加え、志望校別コースや特訓授業などを合わせると、週4回から4回、模試が本格的に始まればそれこそ月曜日から日曜日まで毎日休みなしに塾に通う、というレールに乗ったことになります。, お子さんの勉強の様子はいかがでしょうか?塾に「楽しく」通っているでしょうか?それとも「必死で」授業を聞いてきて、家でもその日のことを復習するなどしているでしょうか?中学受験をするのは小学生ですから、まだまだ時間に対する考え方が未熟です。そして、塾に対しても、なんとなく、流れで入った、というかも少なくありません。また、「塾で授業を受けてきたから家では勉強しなくていい」と考えてしまうお子さんも非常に多いのです。, たしかに、学校に行き、そのまま塾に行って夜まで勉強してくると、学年が上がるにつれて帰宅時間も遅くなり、学校の宿題もやらなければならない、ほかにもあれもしたいこれもしたい、そう考えると、お子さんが「勉強は塾でするからいい」と短絡的に考えてしまうのも無理はありません。, ですが、その日初めて習ったことを、そのままにしておいて頭に残るほど受験勉強は甘くありません。もちろん、塾の授業を8割から9割その場で理解して、問題も解くことができる、という上位生もいらっしゃいますが、通常はそうはい行きません。そこで大切になるのは、「受験勉強は塾だけでするものではなく、家庭学習で定着するまで練習する」ということです。, 塾で一度習っただけでは、その内容はあいまいなまま頭に残っているだけです。それを、家庭学習(宿題も含む)という形で定着させること、それをしなければせっかく塾に高いお金を払って通わせても学習効果は上がりません。, 今回は、平日、週末を含めた1週間の家庭学習について、効果的な進め方と、それに関する保護者の方のフォロー方法について書いていきたいと思います。, 学年によって塾にお通いになる日数は変わりますから、当然塾のある日とない日があります。では、塾のある日とない日では、学習内容をどのように計画立ててやるべきでしょうか。, 受験勉強の計画を1週間単位で考えるなら、一番望ましいのは、その1週間を終えたときに、前の週よりも知識の理解が深まり、覚えたことが増え、解ける問題も増えている、という状態になっていることです。では、どうしたらそのような状態にすることができるのでしょうか?, もちろん、塾で習ってきた内容をしっかり家庭学習で問題を解いて定着させて・・・という勉強面の「結果」は気になるところですが、家庭学習を行う際に重視すべきことは、生活リズムを整えて、頭がきちんと働く状態にしておくことです。そうしないと、眠たい目をこすっていくら時間をかけても家庭学習をした意味はありません。つまり、とても大切なのは「睡眠時間の確保」です。, どうしても小学生という成長期と中学受験はちょうど同時期に進んでいきます。受験勉強に耐えうる体力をつけるためにも、大切なのは「しっかり睡眠時間を確保すること」です。それができてこそ、家庭学習を効率的に行なうこともできるのです。, 本来、子どもというのは、新しいことを知り、それを披露したりすることが大好きですし、知的好奇心も旺盛です。こういう、「何かを楽しむ気持ち」は、結果を出すためにとても大切なものです。, 受験勉強でいえば、それは「勉強を楽しむ気持ち」がある、つまり、勉強に対して「やる気を持っている」ということがとても大切です。小学生ではなかなか難しいかもしれませんが、やりたくないのに「やりなさい!」といわれてやる「やらされ勉強」はとても効率が悪いものです。ただ時間がたつのをじっと待ち、寝る時間が来たから終わり・・・それではいくら家庭学習の時間をとったとしても、効果は全く上がりません。家庭学習をするときにも、「勉強にのっている、楽しんでやっている時間」が必要です。, 家庭学習に限らず、勉強を効果的に行なうには、「十分な睡眠をとって頭がちゃんと働いていること」と、「勉強を楽しみ、やる気を持って取り組む」ということがとても重要です。これが大学受験なら、受験生自身で調整することも可能かもしれませんが、小学生に一人でやらせるのは無理です。保護者の方にぜひ手助けをしていただきたいのは、「お子さんの睡眠時間を確保すること」と、適切な声かけをするなどして、「お子さんの勉強へのモチベーションを上げること」、です。, ただ目的もなく塾に行き、授業を受けて宿題をし、テストを受ける、というのでは、実力をつけ、成績を上げることはできません。学年によってやるべきことやスケジュールは変わりますから、まずは1週間ごとの学習サイクルを意識することから始めましょう。, 1週間の目標をまず立てます。その週にテストがあるなら、そのテストで、どういう問題は落とさないようにしよう、などという目標です。その目標に合わせて、1週間、塾の授業を受け、それを家庭学習で振り返り、問題を解いて理解を深め、最終的にはテストで目的通りの結果を出す、というように考えるといいでしょう。, テストがあるという目的があっても、ただやみくもにあれもこれも気になるから、といって手を出すのではなく、その1週間の学習にフォーカスして、やるべきことを決めて着実にやっていく、ということが大切です。, 中学受験は、おおむね3年生の2月から3年間かけて、塾のカリキュラムにそって勉強していきます。習う範囲は広く、期間も長期にわたります。そのため、どうしても「塾に通っているだけ」で満足してしまう生徒さんが出てきます。, お子さんがいう「塾に行って楽しかった」という意味にはいろいろあります。新しい知識がわかって楽しかった、できなかった問題が解けて楽しかった、という意味ならよいのですが、「塾の友達と一緒に勉強して楽しかった」というのは危険信号だと思ってください。, もちろん、塾に行きたくない、勉強したくない、というより言ってくれた方がいい、という考え方もあるかもしれませんが、果たして友達と一緒に勉強して何を学んできたのでしょうか?これでは通っているだけで満足してしまい、1回1回の授業をきちんと聞いてくるという基本姿勢を忘れているのも同然です。, このような塾の通い方では、塾で習った知識は定着しませんし、解法を習ってきたはずの問題も家庭でもう一度解いてみても解けない、ということが積み重なってしまい、中身のない勉強をして満足して終わりということになり、テストでの点数はおろか、普段の授業を聞く姿勢も、とても受験を目指して勉強するというものとは言えなくなるでしょう。これでは塾に通っている意味はありません。, 塾の授業を受けるときには、「今日の授業ではそうしたら、ここをしっかり教えてもらってこよう」という、小さくてもいいので「目標」を立てていくようにしましょう。そのためには、ぜひ保護者の方には、毎週のカリキュラムを点検してお子さんと話し合い、目標を一緒に立ててあげていただきたいと思います。, これをしないと、「今日の授業で何を習ってくるのか」という意識なく授業を受けることになるので、保護者の方からも働きかけて、お子さんに「今日はここを集中して習ってこよう」ということを頭に入れたうえで、集中して授業を受けてくることができるようにすることがとても重要になってきます。, 大手塾の多くは、基本的に「復習主義」をとっています。サピックスのように、その日の授業のテキストはその日に渡される、という徹底した復習主義をとっている塾もあります。, だからといって「予習」することは悪いことではありません。授業までにその内容を完璧に頭に入れる必要はありませんし、習ってもいないのに問題を全部解いていくというような予習は必要ありませんが、テキストのその日に学習する単元をさっと見ておく程度の予習は効果的です。, ほんの少しでもその単元のページを見ておくと、授業を受けている際に、「あ、あそこに書いてあったことかな」と授業への集中力が高まりますし、理解度も高まります。授業の日にならないとテキストがもらえない塾では、カリキュラムに合わせて、前回その単元を扱ったテキストを見ておくのもよい方法だと覆います。ぜひ、やってみてください。, 先ほども書きましたが、塾の授業を1度聞いただけで100%理解できるようなお子さんはまずいません。80%から90%理解してきたら、それは素晴らしいことですが、それもなかなか現実的には難しいでしょう。多くのお子さんはできて50%から60%、場合によっては20%から30%も理解してきたか、というのが現実です。, 授業中に完璧に理解できなくてもいいのです。その理解度を高めるために、「家庭学習」があるわけです。塾があった日は、帰ってきたら、必ずその日のうちに授業で習ってきた内容の「振り返り」をしましょう。習ったことを理解できていないままそのままにしていては、すぐに忘れてしまいます。大切なのは、「その日のうちに」頭の中に習ってきたことを印象付け、できるだけ残すことです。, ただ、ここで問題になるのは、塾から帰ってくる時間の遅さです。4年生ではそれほど遅くはならないかもしれませんが、5年生・6年生ともなれば、授業はよるの9時過ぎまで、そのあと質問などをしてきたら10時に塾を出る、ということも増えてきます。先ほども書きましたが、中学受験生にとって睡眠時間をしっかりとることはとても大切なことですから、その時間を削ることはおすすめできませんし、第一、塾帰りのお子さんはかなり疲れています。, そのようなときは、振り返りのやり方を工夫してみましょう。一からテキストを開いてもう一度読んで・・・というのが難しいくらい疲れている場合や遅くなった場合は、「親子の会話」がものを言います。「今日はどんなことを習ってきたの?」とお子さんに問いかけてみて、「今日はこういうことを習ってきて、この問題は解けたけどこれはわからなかった」というような会話をしてみましょう。そこで振り返らなければならないポイントを押さえておけば、塾のない日にずれ込んでも、それほど間を空けずに振り返りができます。, ときには、勉強の内容だけを聞かなくてもいいのです。お子さんは疲れて帰ってきていますから、リラックスさせる意味も含めて、その日授業で印象に残ったことや、先生が話してくれた面白かったことなど、先生の授業のイメージを口に出して話して、と働きかけるといいと思います。問題を解くわけではありませんが、その日の授業の様子を思い出すことによって、「そういえばあのとき、先生はこんなことを話していたな」など、授業の内容を思い出すきっかけを作ることができます。, 国語などでは、長文問題に取り組んできていると思います。設問一つひとつを細かくチェックする時間がなかったとしても、できればその日に扱われた文章を音読させてみることはおすすめです。そして、音読した後で、2,3質問してあげるといいでしょう。「これって、筆者はどういう考えを持っているのかな?」「このとき、主人公はどんな気持ちだったんだろう?」「この文章の中で一番大切な内容ってどんなことだと思う?」といった具合にです。, 音読することによって一度黙読しただけの文章を理解することができますし、このような質問をお子さんにすることによって、文章の要約や心情把握などの練習にもなります。それほど時間もかかりません。, やり方はご家庭によって、またお子さんの体力によってもいろいろあると思いますが、何より大切なのは、「その日習ってきたことをそのままにしない」ことです。何かしらの振り返りをすることによって、その日の授業のイメージを頭に焼き付けることができるかどうか、その積み重ねが次回の授業、そしてテストにも大きく影響してきます。, このように、塾がある日の家庭学習は、「振り返り」で十分です。もし時間があれば、宿題をしたり、知識の確認をしたりする、そのように優先順位をつけると、お子さんのモチベーションも下がることなく勉強のリズムができていきます。, 6年生になると、宿題の量も増えますし、塾に通う日数も増えますから、やはりその日のうちにできるだけ宿題や知識の確認といった復習をしておく方が良いでしょう。できるだけお子さんから自主的にできるよう、環境を整えたり声かけをしてあげてください。まずお子さんに授業の振り返りをさせてみて、その出来具合を見て、理解度を判断してあげましょう。, 十分理解できているところと、そうでないところがあると思います。理解できていると思える部分については、保護者の方がお子さんに、順番を変えてもう一度問題を解かせてみましょう。算数などではよくありがちですが、ただ答えだけ出せればいいというのではなく、「どうしてそういう答えになったの?」と、解答のプロセスを説明して、というような形で質問をすると、本当に理解できているかどうかがわかります。, もし理解できていないな、と思った場合は、一緒に問題を読むところから始めて、解説もヒントにしながら、少しずつお子さん自身で考えながら解く練習をしてみましょう。最初から解法を保護者の方が解説してもあまり意味はありません。それでは、授業を二度受けているのと同じです。, どこまでわかっているけれどどこからがわからない、ということをお子さん本人に自覚させることが必要です。少しずつヒントを与えて解答に行きついたら、その解法を自分で理解できるか振り返りをさせて、もう一度解けるかどうかやってみましょう。, 4年生、5年生のうちは、やはり「振り返り」が中心となってくると思います。このときの振り返りのやり方が、6年生になってからの授業の振り返りのもとになります。4年生、5年生はまだ日程的な余裕がありますから、親子で一緒にテキストを読み、習ってきた内容を一つひとつ確認する、というやり方が、抵抗なくできる方法でしょう。, お子さんの方から振り返りをしよう、と言ってくればしめたものですが、最初はなかなかそうはいと思います。その場合は、「さあ、勉強するわよ!」という態度ではなく、「今日(昨日)塾で習ってきた内容を一緒に読んでみようか」「クイズを出すから答えてみて」などというはたらきかけをしたり、問題を解く場合にはヒントを与えながら自分で考えさせるように工夫して一緒に勉強を進められるといいですね。, 大手塾で毎回出される宿題は大量です。学年が上がるにつれて、さらに大量になってきます。授業で扱う内容も濃く、多くなるからです。ですが、それらをすべて完璧にやろうとするとたいていのお子さんはパンクします。もちろん、すべてを1週間にやり切れるお子さんならよいですが、そうでない場合は、やはり保護者の方が優先順位をつけてあげることが重要になってきます。, 優先順位付けといっても、それほど細かくする必要はありません。大まかに分けて、以下のように分けるといいでしょう。, この3段階程度で十分です。問題にこのような優先順位がわかるように印をつけてあげましょう。色で分けてもいいですし、〇×△という形で印をつけてもいいと思います。複雑でない、パッと見てわかるような分類方法で優先順位をつけましょう。, このように優先順位をつける場合には、テストや授業で解いてきた問題を見て、できれば保護者の方がやってあげてください。お子さんが「そこはわかっている」と言っても、実際にはわかっていない、あるいはわかってはいてもテストでは解けない、ということが多いです。, 保護者の方がやってみて、判断がつかないこともあると思います。その場合は、なるべく早く塾の先生に相談しましょう。今のお子さんの状況で、「どの問題ができていなければならないのか」「これは後回しでもよい」など、アドバイスをもらいましょう。そのようにして優先順位をつけて学習すると、成績が上がってくることを実感できると思います。めくらめっぽうすべての問題を解こうとしても時間が足りないだけでなく、必要のない問題も含まれています。優先順位をつけるときは、十分注意しながらやってみてください。, 一般的に、塾がない日に受験生が勉強する時間は、6年生なら1日4時間から5時間、5年生で3時間から4時間程度、4年生で2時間から長くても3時間くらい、と言われています。, ただし、時間の長さが重要なのではありません。重要なのは、その時間の使い方、メリハリです。1日の時間の中から学校に行っている時間を除き、その中で一番お子さんが勉強に集中できる時間、タイミングを押さえておきましょう。体力的なことも考慮しましょう。, そのような、勉強に集中できる時間には、ある程度時間がなければ解けない国語の読解問題や算数の思考力系の問題、あるいはすごい集中力で理科・社会の暗記、そういった勉強を割り当てましょう。普段であればお子さんが嫌がって後回しにするような分野、問題です。ですが、それも長々とやればいいというものではありません。1時間程度で切り上げるようにする方がかえって効果的です。お子さんの集中力はそれ以上は持たないからです。, その集中できる時間以外は、ほかの暗記ものをやったり、前に解けたけれど解法があやふやで確認する必要があるものなどにあててみるとよいと思います。, 大人であっても、集中できる時間はそれほど長いものではありませんよね。ですから、核となる勉強時間と、その周辺時間というようなイメージで時間を割り振って勉強するほうが効果的です。, 6年生になれば、志望校別特訓などのオプション授業で、土日も塾に通うことになると思います。また、秋からは毎週のように総合模試や志望校別模試が開催されますので、土日は全て塾に行く、ということになるでしょう。, 4年生、5年生はそこまで時間的に余裕がないわけではありませんから、できれば日曜日1日はリフレッシュの日と決めて、疲れをとったり、外に行って遊んだり、恐竜展のような催し物に足を運んだりという楽しみの時間としてとっておきたいところですね。月曜日からまた受験勉強が始まりますから、日曜日で1週間の区切りをつけて、また来週も頑張ろう、という意識を高めるためにも、こういったリフレッシュの時間は必要です。, どうしても受験勉強をしていると、1週間すきまなく勉強をさせたい、と思うかもしれませんが、それでは早晩伸びきったゴムのようになってしまいます。土曜日は学校があったり、行事が合ったりすることもあるむかもしれませんから、勉強の予備日として、1週間で振り返り切れなかったところをやり切る日、というように決めておくといいでしょう。, 中学受験は長丁場です。塾に入ってレールに乗ったが最後降りることができない・・・そのようにお考えになる保護者の方もいらっしゃいます。ですが、お子さんは意外と勉強を楽しんでいることもあります。それは、保護者の方の持って行き方にかかっています。, あくまで勉強するのはお子さんです。ですから、スケジュールを考えるときも、優先順位を考えるときも、お子さんの体力や理解力に合わせて無理のないようにしてあげましょう。テスト前など少々無理をしなければならないときも出てきます。そのようなときのために余力を残すためにも、1分のすき間もないような完璧なスケジュールを作るのではなく、できるだけお子さんがしっかりやり切れるようなものを作ってあげましょう。, 塾に入れたからとすべて塾に頼るわけにはいきません。大切なのは、塾で習ったことを家庭学習で振り返り、定着するまで繰り返して使いこなせるまでにすることです。受験勉強をしていると、ともすると「宿題をやっていれば家庭学習でしょ」と思われるかもしれませんが、それはその単元の演習を行うのが中心です。, 大切なのは、優先順位をつけたうえで、どれから順に克服していくか、ということを親子で共通認識を持つことです。小学生のお子さんにはなかなか難しいかもしれませんが、その場合はぜひ保護者の方が家庭学習の重要さを念頭においていただいて、お子さんに合った家庭学習のやり方を考え、サポートしてあげてください。, 最初の習慣づけがとても大切です。でも、思い通りに行かないことがあっても、お子さんを責めないでください。その場合は、振り返りをクイズ形式にしてみるなど、お子さんの負担感を減らす工夫をしてみましょう。うまく家庭学習が回り始めると、成績は必ず上がってきます。「中身のある」家庭学習こそ、中学受験の結果を左右する重要なものです。ぜひ、参考になさってください。, 本メールマガジンでは『中学受験を9割成功に導く「母親力」』著者であり中学受験のエキスパート繁田和貴が数多くの中学受験合格者を導いてきたノウハウを余すことなく公開します。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。.